相談を通じて、フォーマル・インフォーマルを問わない様々な福祉・医療サービスの情報提供をおこなうとともに、地域におけるネットワークの構築、関係機関との連絡調整、社会資源の把握などを社会福祉士の専門性を活かして進めています。また高齢者虐待の防止、早期発見、成年後見制度の利用促進などの権利擁護支援の他、認知症の方が住み慣れた地域で安心して暮らし続けるための支援(認知症地域支援推進員)をおこないます。
〇08:45 出勤 ファックスで受け取った書類の処理
〇09:00 朝礼 各職員の予定確認や研修報告
〇09:30 会議 ケアマネジャーから報告のあったケースについて、虐待受理会議を開催
〇10:30 外出 新規立ち上げの認知症カフェに助っ人として参加
〇12:00~13:00 お昼休憩 所内で愛妻弁当を食べることが多いです(笑)
〇13:15 家族サロン参加 認知症の方を介護する家族の方が集まるサロンに参加
〇15:00 事務 午前中の会議内容についてパソコンへ入力、区役所へ報告
〇16:15 相談対応 担当学区の高齢者の方が成年後見制度について内容を聞きに窓口に来所
〇17:15 退社 ハッピーアワー狙ってGO!
相談者の主訴、気持ちを丁寧に聞き取ります
高齢者やそのご家族、民生委員や地域住民の方からの窓口や電話での相談に対し、フォーマル・インフォーマルを問わない様々な制度・サービスや必要な関係機関へつなぐなど、継続的にフォローをおこないます。虐待などのケースについては、関係機関を集めてケース会議を開催し、対応について協議します。日々いろいろな相談があるため、介護保険制度だけでなく、障害や医療、その他インフォーマルサービスについても把握し、他職種とも連携しながら適切な支援をおこないます。
認知症カフェを開設しました
認知症の方が住みなれた地域で安心して暮らし続けるために、医療機関や介護サービス、地域の支援機関と有機的に連携したネットワークを形成し支援をおこないます。また、認知症の症状段階に応じた医療・介護サービスを示した「認知症ケアパス」の作成・普及や、認知症の方やその家族、地域住民が気軽に集まり、交流ができる場「認知症カフェ」の開設支援をおこない、認知症の方にやさしい地域づくりを推進します。
認知症への理解者(サポーター)を増やすための活動もおこなっています
取得した社会福祉士の資格を活かしたくて、地域包括支援センターで働くことを決めました。働く前は、地域包括支援センターについては教科書で学んだ程度の、高齢者の方へ相談援助をする機関という認識しかありませんでした。しかし実際には思った以上に様々な事業をおこなっており、事業に携わるなかで日々スキルアップができています。働く環境面では、土日祝休みで有給休暇もとりやすく、急なお休みの場合も職員同士助け合っています。社会福祉士として、成長しながら長く働くことができる環境があると感じています。
職員の資質向上のための研修も適宜開催しています
時には支援がなかなか実を結ばないこともありますが、その時の無力感もバネにして、よりよい支援ができるよう日々模索しています。地域包括支援センターだけではなく、様々な機関・専門職・地域住民とのネットワークにより地域の高齢者の暮らしを支えていけるよう、これらを “つなげる”ことが地域包括支援センターの社会福祉士の役割であり醍醐味であると思います。
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