高齢者の方の個々の課題に合わせた、様々なサービス・地域資源の活用(包括的ケアマネジメント)、心身の状態や生活環境の変化に応じた適切な支援・サービスの提供(継続的ケアマネジメント)を進めます。また、地域の居宅介護保険事業所の介護支援専門員へのサポートも地域包括支援センターの主任介護支援専門員の重要な役割です。
〇08:45 出勤・朝礼 朝礼では前日に受けた相談を所内で共有し、継続対応が必要な相談はチームで検討し方針を決めます。
〇09:15 訪問 民生委員さんと一緒に「地域の気になる高齢者」のお宅へ家庭訪問。
〇10:30 打合せ 所内で、区内介護支援専門員向け研修会の内容を検討
〇12:00~13:00 昼休憩 昼食は、弁当持参や外で購入、外食など自由です。他の職員からの差し入れが回ってくることもあります♡(^。^)ノ
〇13:30 地域ケア会議 ・ 個別ケース会議 介護保険だけでは対応できない課題について、担当の介護支援専門員だけでなく、地域の方や他の関係機関と一緒に対応方法を検討。あわせて、地域の課題についても協議。
〇15:00 同行訪問 支援方針に悩んでいる介護支援専門員の家庭訪問に同行。訪問後支援方針を一緒に検討。
〇16:30 事務 訪問記録作成や委託先の介護支援専門員との連絡調整等
〇17:15 退社
多様な主体がチームを組むことによる“包括的”なケアマネジメントと、ライフステージや生活環境に応じた切れ目ない“継続的”なケアマネジメントがなされるように、地域ケア会議を開催して地域の介護支援専門員と関係機関との連携を図るとともに、ケアマネサロンを開催して介護支援専門員同士のつながりづくりを進めています。また、定期的に勉強会を企画・開催し、介護支援専門員の力量の向上にも努めています。
個々の介護支援専門員からのケアマネジメントに関する相談に乗ったり、訪問に同行したり、ケース会議に参加したりといった直接的な支援も地域包括支援センターの主任介護支援専門員の重要な役割のひとつです。センターが持つ行政や民生委員とのつながりなどの強みを、困難ケースにおける支援方法の検討など様々な場面で活かし、支援をおこなっています。
元々施設で介護支援専門員をしていて、主任介護支援専門員の業務は未経験だったので初めの頃は大変なことも多くありましたが、圏域の介護支援専門員とのやり取りの中で学ぶ場面も多くあり、着実に成長することができました。また、施設にいた頃は自分ひとりでしたが、今は自分以外の主任介護支援専門員や他の職員とチームを組んで支援をしているため、いつでも相談ができる安心感のなかで業務に取り組むことができています。
いわゆる個別支援を中心的におこなう居宅介護支援事業所の介護支援専門員の仕事とは異なるため、「包括の主任介護支援専門員は大変そう」と居宅の介護支援専門員から言われることも多いですが、それぞれ大変さのベクトルが異なるだけで、包括的継続的ケアマネジメントを推進することで地域支援につながるやりがいの大きな仕事だと思います。ハードルが高く感じるかもしれませんが、周囲の職員のサポートもありますので、わたしたちと一緒に地域支援をやってみませんか。
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